Hi・Styleでは、自然素材を多く採用しています。
内壁はクロスではなく塗り壁をメインにしていますが、
塗り壁といってもいくつか種類があります。
聚楽、漆喰などの歴史があるものから、
セメントに水と砂を混ぜたセメントモルタル
粉末の鉱物で作るプラスター、
植物の化石を主原料とした珪藻土など
様々な種類が出ており
見た目や強度、性能、予算に合わせて選ぶことが出来ます。
一般的な内装材として使われるビニールクロスには、様々なデザインがありますが、どれも工場で生産された機械的なものばかりです。
一方塗り壁は左官職人がコテを使用して塗っていくのでひとつとして同じ表情を見せない風情ある仕上がりとなります。
職人さんのコテさばき刷毛使いで、独特の風合いをもつ壁に仕上げていくのです。
いってしまえば手作りの1点ものです。
塗り壁の良さはなんといっても「見た目の美しさ」
クロスではつなぎ合わせて張っていくため継ぎ目がどうしても出てしまいますが
塗り壁はその場で塗っていくため、継ぎ目がなく美しい壁が出来上がります。
見た目だけでなく機能性にもメリットが。
・耐火性
・調湿性能
他にもいやなニオイを消臭・吸着する機能があるものも。
これらは生活していく上で非常に重要な機能といえます。
最近はクロスでも耐火性能に優れているものも出てはいますが、調湿性能は塗り壁のみ。
夏場のジメジメとした湿気を吸って丁度良い湿度に調整してくれること。
湿度の高い日本ではとても適しているのです。
過ごしているとわかるのですが、なんとなく、居心地がいいと感じます。
こればかりは目に見えない為立証することが難しいですが、過ごしやすさは住んでみてからわかって頂けるかと思います。